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【漫画喫茶体験記】漫喫は引きこもるには最適な場所。限定された空間が集中力を生む

出先で急に時間を潰さなければならなくなった。全く予定になかった。どこも混んでいる日曜、昼間、綺麗な青空。。。しかし寒い。考えた末に、何年ぶりかになる漫画喫茶に行くことにした。

今時の漫画喫茶は一体どういう状況なんだろうと多少興味をもってグーグルマップが示す、広めの駐車場のある郊外の漫画喫茶に向かった。

 

ファーストインプレッション

初めてだったので会員証を作る手続きが面倒だったけど、店員は接客がこなれているメガネ男子で好印象だった。声が大きすぎず小さすぎず威圧感のないナイスメガネであった。

席はそれほど混んでいなくてどこでも選べる状態だった。僕は寝られれば寝たかったので、フラットシートという席をリクエストした。

料金は3時間パックで入会費用含めて1200円くらい。出先にも関わらず、誰にも邪魔されない一人の空間で、3時間も時間を潰せると思えば安いものだ。これでドリンクバーが無料だし、ソフトクリームなんかもあった。

 

個室空間

簡易的に仕切られた個室は、程よい大きさで落ち着く空間だった。上着を脱いでハンガーにかける時に壁にハンガーが当たる音がこだました。それくらい周りはとても静かだった。

壁というよりは板で仕切られた漫画喫茶の個室空間。天井は仕切りなし。

 

とりあえず漫画を選ぶ。本棚にぎっしり漫画が詰まった通路は、人がすれ違うのも大変なくらい細い。腰から下の漫画はもはや目には入らない。

自分のKindleの中にも読みたい本が山積みだったけど、せっかく漫画喫茶に来たので、自分が普段選ばないような最近はやりの新刊を手にとって個室に帰った。

 

パソコンが置いてあるが、見たことのないホームページが画面に映っていた。この漫画喫茶のホームページだ。食事の注文はパソコンからできるらしい。煩しいコミュニケーションがなくて便利。

食事のメニューはたくさんあって、内容はファミレスくらい充実していた。うまそうなラーメンがあったけど、この静かな空間でズルズルやるのは気がひける。注文する客なんかいるのだろうか。

 

限定された空間が集中力を生む

コーヒーを飲みながら漫画を読む。意外に集中できた。他に何もできないから、(パソコンはあるけど自分のじゃないし、広告だらけのホームページは見る気が起きなかった)漫画を読むことに集中できたのだ。

閉鎖的で限定された空間が僕の集中力を呼び起こした。近年なかったくらいの自分の漫画への集中力を感じた。寝ようと思っていたことなんて忘れてしまった。

 

何冊か読み終えたところで、ちょっと離れた席の方から「がおおおおおおお」という感じ声が聞こえてきた。おっさんのいびきだ。それでいきなりテンションが下がった。それまであった僕の集中力はあっさりと失われてしまった。

気がつけば、隣からもカチャカチャと食事をする音が聞こえる。最初は静かだと思ったけど、壁ではなく板一枚で仕切られた空間では、音が気になりだしたら気が散ってしょうがない。今思えば、早々にヘッドホンをしておけばよかった。

 

 

おわり

おっさんのいびきによって一変してしまった漫画喫茶の個室空間。それでも僕にはとても合っているなと思った。家に引きこもるのではなく、外で引きこもるのだ。このバランスがとてもいい。

漫画は好きだけど、僕は家じゃないと落ち着かないから、これまでは漫画喫茶に行くことはなかった。でも漫画喫茶では、慣れない閉鎖的で限定的な空間によって家にいるよりも集中できることがわかった。なかなか快適な読書体験だった。

 

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