やっぱり地味すぎる「タモリ倶楽部」。今週はプロ御用達の練習ツール特集

今週のタモリ倶楽部が面白かった。タモリ倶楽部といえば、毎週毎週なんとも言えない微妙なテーマを扱っている素敵な番組だ。今回はプロ御用達の練習ツールの特集。目の付け所がタモリ倶楽部なのである。

そんな特集のゲストに、なぜか元力士の把瑠都が電撃参加なんである。全く意味不明な番組だ。大好きだ。

 

紙幣を数える練習のための紙の束

札勘定のための練習ツールが取り上げられていた。どうやら素早く正確に紙幣を数えるために練習するらしい。信用金庫で使われるようだ。

実際のお札を使えばいいじゃんというツッコミに対しては、そんな大金を用意できないだの、品がないだのと理由が上がっていた。

現場で覚えるのではなく、練習する時間を設けたりするのだろうか。

 

カラーボール

防犯のためのカラーボールの練習ツールが出てきた。カラーボールとは、中に特殊な塗料が入っているボールで、それを逃走する犯人にぶつければ中の塗料が飛散して犯人に付着して目立つ、というやつだ。

こんな原始的なものがまだ使われているのか。。ウィキペディアによれば、直近では2009年12月18日に群馬県伊勢崎市にて活躍したらしい>>カラーボール - Wikipedia

 

そんなものがあってまだ使われている、というのも驚きだが、練習ツールまであるというのは衝撃的事実である。でも確かに練習できないものではある。練習ツールには特殊塗料の代わりに、中に水が入ってあるものだった。

タモリ倶楽部ではこれを、犯人役に玉袋筋太郎、店員役に把瑠都という構成でコント調に実演をしていたが、カラーボールが割れても中身が水なので見た目に変化がなく、見るも無残な結果になっていた。この辺のぐだぐだ加減がタモリ倶楽部の真骨頂である。

 

フルートのための練習ツール

一番印象に残ったのがフルートの練習ツールだ。
フルートという楽器は音を出すことからもう難しい。とても敷居の高いイメージのある楽器だ。そんなフルートの、音を出すための練習ができるツールというのがニューモ・プロというものだった。

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見た目ただのおもちゃのように見える。なんか祭りで売ってそうな感じ。

でもフルートの練習のためのツールとしてみるとわかるのが、プロペラを回すであろうということだ。狙ったプロペラだけを回すという練習が必要だということである。フルートの難しさがわかる。

玉袋筋太郎は最初は音を出せなかったが、このツールを使った後は音を出せていた。タモリはもともと音を出せるようだったが、使用後はより安定した音になっていた。効果は抜群のようだ。

 

実際の楽器とツールのギャップがすごくて面白かった。フルートとプロペラなんてどうやっても結びつかない。ナイスアイディアのツールである。

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しゃくれるタモリ。右は把瑠都

 

 

おわり

以前あった、「ふりかけをつまみに酒を飲む」という企画以来、個人的にはヒットした回だった。

この番組は地味な世界が平常なのである。それが心地いい。テンションの上がる面白さではないし、知らなかったことを知れるというような知的好奇心を満たしてくれるものでもない。

でもなぜか見てしまう。「面白い」にはいろんな形がある。

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