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おしぼりが空を飛ぶ、恐怖の飲み会の話。

僕は会社の飲み会には行かない。大勢の場が苦手なのだ。

酔っ払うといい加減なことを言ってしまう。それで叩かれたことも多々ある。酔っ払いだからいいじゃんとか思うんだけど、そういうことでもないようだ。難しいな、社会は。

まあそういうわけで、今の会社では絶対に飲み会に出ないというキャラを確立した。最近ではそういう人も増えたので、肩身も狭くない。

 

飲み会でのいざこざ

うちの会社の飲み会では、だいたい事件が巻き起こる。あんまり仲が良くないので、言い争いが起こる。酔っ払ってくるとしょうがない部分もある。

後日、飲み会に出ていない僕が中立の立場として、言い争った双方から個別に話を聞いたりすることもあった。

 

内容はというと、ほとんどが立場の違いからくる摩擦だ。だから、僕から見れば上の立場の方の大人気なさを感じてしまう。上の立場の方が、うまく言いくるめたり器の大きさとか見せればいいのにとか思う。同じ目線でやりあっているのが問題なのだ。

話を聞いてあげた上で、諭すような態度が必要だと感じる。

まあそれもお酒が入っていると難しいけど。とはいえ後日まで引きずるようなことではないと思う。

 

 

恐怖の飲み会の話

以前こんなことがあった。

そもそも、人が足りていない底辺労働環境であるから、うちの会社では来るもの拒まずで兵隊を補充する。

そうするとやはり、一癖も二癖もある人もやってくる。

 

あるとき、40歳を超えた独身のおじさんが入って来た。たまたまいいタイミングだったようで、こぢんまりとした新人歓迎会がすぐに行われた。

参加者は役員、若手社員、新規アルバイト3名。

新規アルバイトは、独身おじさん(40)と、20歳そこそこの若い2人の計3名だ。たまたま時間が合ったので、その3名の歓迎をしようという目的の飲みだったようだ。

僕はかなり日が経って、その飲み会に出た若いバイト君のうちの1人と打ち解けてきてから、あれは恐怖の飲み会だったと話を聞いた。

 

おじさん(40)はかなり酒癖が悪く、すぐに若手社員に絡んだそうだ。どういった内容で絡んだのかはわからないけど、口論がだんだんと罵り合いになっていったようだ。

そうなるまでに、その場の長である役員がなだめるべきであった。

が、若いバイト君の話では、その役員は壁を作り放置したようだ。我関せずでATフィールド全開なんである。どういうポジショニングで争いが起こったのか詳しくはわからないが、役員が壁を作ったことで、役員対若手バイト君×2と、若手社員対おじさん(40)の構図の、別々の飲み会になってしまった。

 

気がついたらおしぼりの投げ合いになっていたらしい。

若手社員「なんてこと言うんだ、アンタ! オシボリビシッ」
おじさん「へへーん、おしぼりキャッチ〜 オシボリポイー」

みたいな世界観が出来上がっていたようである。
罵り合い、おしぼりまでもが空を飛ぶ一大スペクタクルが展開されていたようだ。そして、それが見えていないかのように振る舞う役員。戸惑う若手2人。


もはや地獄絵図である。

というか距離感縮まるの早っ
1週間前まで全くの他人同士だったのに。なぜそんなに早く、喧嘩するほど話が転がるのだろう。僕などはそのコミュニケーション能力にただただ圧倒されるばかりである。

 

結局、若いバイト君が若手社員をトイレに誘い、なだめて事は治まったようだ。若いバイト君は社会の洗礼を受けたと、後日証言している。

 

 

ただの思い出話です

僕はなんとなく、家族ゲームのアレを思い出しながらこの話を聞いていた。その場に居合わせなくてよかったなとか、でも普通の客としてその店にいたら面白かっただろうなとか複雑な気持ちになった。


また、うちの会社では飲み会が催されたようだ。当然僕は行っていない。そこでまたいざこざが発生したらしく、その愚痴を聞いていつかの恐怖の飲み会の話を思い出したので、ここに記した次第である。

 

 

slices.hatenablog.com

 

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