少なくとも僕は二度と行かない、すぐに潰れるだろうなと思った居酒屋の話

先日、知人と2人で串揚げを売りにした居酒屋に行った。ちょろっと1時間程度飲めるところがないかということで、目に付いたのでふらっと入った店だ。その店がハズレだった話。

 

玄関がない

店のドアを開けるとすぐにレジカウンターがあって店員がいた。入ろうとすると制された。

まず、靴を脱ぐように言われたのだ。不躾に。玄関ないのに。

それで言われるままに靴を脱いで、2名だと告げると、脱いだ靴を持ったままで座席に案内された。座席の仕切り棚が靴箱になっていた。入り口のドアからは少し離れている。

 

んで、店を出るときは、座席近くの棚から自分の靴を持ってレジへ行く。

これでどうなるのかというと、会計時に靴を持ったまま会計をするしかないということなのだ。そんなの無理だ。財布は両手で開けたい。僕は2人でその店に行って割り勘だったから、支払い時にちょっとした時間が欲しい。

 

靴を片手にあたふたしながらようやく会計して「ありがとうございました〜」とか言われた後、靴を履いて店を出ようとしても、玄関がないからドアを開けて外で靴を履くしかないのだ。しかもそのドアが開いた状態で止まらない、手で押さえてないと勝手に閉まるタイプのドア。最悪。

 

不思議な店だなあと思った。靴を脱いだほうが床が汚れないし、客はリラックスできるし、和食居酒屋ではいいことづくめなんだろうけど。

 

お通しがキャベツ

お通しがただのキャベツだった。調理時に使うようなステンレスのバットに入っていた。厨房からそのまま出てきた感じだ。見てくれはウサギの餌。

バットは串揚げに使うソース入れと併用だとわかった。なぜならバットにはソースの二度づけ禁止とか書いてあったから。

 

まあ、お通しがキャベツというのはいい。野菜スティックとか、塩キャベツってもよくあるし。でもそこはカットされたただのキャベツ。塩ダレとかかかってない。

テーブルに置いてある、味噌かマヨネーズをお好みでどうぞと言われた。味噌は瓶詰めでまあいいけど、マヨネーズは一般的な店で売ってるそのままのやつ。プラッチックの赤キャップのマヨネーズだ。ちょっとテンションが下がった。

 

ソースが出てこない

串揚げは100円均一で20種類くらいあっただろうか。僕は串揚げをあんまり食べたことがない。とりあえず適当に選んで注文すると割とすぐに出てきた。それから少し待ってもソースが出てくる気配はない。

テーブルの上には「ソース二度づけ禁止」と書かれたバットに入ったキャベツ。

「うーんよくわからないけど、串揚げってソースつけて食べるんだよね?」と知人に聞くと、「そうだよねー」と。

僕はコロッケにソースをかけない派なので、ないこともあるのかと思ったけど、やっぱりあるのが普通のようだ。

店員(注文をとった店員と違う人)に「ソースってありますよね?」と聞くと、ちょっと失笑した感じで「すみません、すぐ持ってきます」と言って持ってきた。

 

店側の都合

座ってからは居心地は普通だったし、あまり食べてないけど(飯目的ではなかったので)そんなにまずいものは出てこなかった。ただ、一口サイズで一串100円だったので、いい商売だなと思った。

駅近で立地はいいのだけど、22時くらいに、客は僕たちともう1グループしかいなかった。個室がなくて、わりと店内が見渡せたので、30人くらいは入りそうな店がえらい広く感じた。結局1時間半くらいいたけど、客は増えなかった。


いろいろ気になったのは、僕が細かい性格ということなんだろうか。

でも、玄関がないのに靴を脱がせる、キャベツの器、この二つは店側の都合でしかない。

建物の都合とかはあるのかもしれないけど、マットを敷いて椅子を置けるくらいのスペースはあった。

 

すぐに潰れると思った

逆に言うと、この程度のサービスでも、立地が良ければやっていけるということなんだろうか。現に僕らは、飯はどうでもいいけど、軽く酒が飲めて落ち着ける場所を求めていた。飛び込みの客は来るのだろう。

 

最初の印象は大切だ。それでいて、終わり良ければすべて良しという言葉がある。最初と最後、その両方の印象が悪かった。

僕が考えうる限りはあの店が繁盛しない。飲食業界は全く知らんけど。少なくとも僕は二度と行かない。