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20年前の曲との思わぬ出会いから考えたこと。

先日、車を運転していた時に適当に流していたラジオから、懐かしい曲が流れてきた。

なんとなく、聞いたことあるようなないようなイントロだなあと思っていた。イントロ中にハミングが入り、歌い出したのはハイトーンの男性ボーカル。その時にB’zの「ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜」だとわかった。


音としての古さを感じなかった。イントロだけを聞いていた段階では、最近の曲なのか、昔の曲なのかわからなかった。B'zっぽい音だなと思っていたところにボーカルが入り、知っている曲だと思った。

イントロから歌に入って行くまでに、自分の記憶の焦点がぐぐっとと定まっていく感じだった。普段あんまりない体験だった。

 

ミエナイチカラ

懐かしいなあと思って聞いていた。いい歌詞だなあとか、古く感じないけど、それは僕が以前聞いたことがあるからなのかなとか。確かアニメの主題歌だったなあとか、たしか両A面の曲だったよなあとか。

 

夢ならあるはずだ あなたにも僕にでも
見つかりにくいだけだ 忙しすぎて

冒頭のハミングとともに、こんな歌詞から始まる。最近、「働くのがイヤな人のための本」を読んだ時にまさに考えていたことで、ハッとした。>>諦めから始まる前向きさ/中島義道「働くことがイヤな人のための本」 - ブログ名はこれから考えます。

日々の忙しさにかまけておざなりにしていることが、本当に大切なことであるかもしれない。忙しさに埋もれて、見つかりにくいのだ。

 

一体どんな言葉だった 本当に言いたかったのは?
いくら舌打ちしても 戻らない日々よ

後悔先に立たずである。過去は過去だし、忙しい日々を言い訳にすれば、どうにでもなる。そして、忙しいか忙しくないかは自分の判断でしかない

 

意志の力

ミエナイチカラというのはつまり、意志の力である。意志力があればいいのだと語りかける曲だ。

アインシュタインの名言に、「電気より、蒸気より、原子力より強い力がある。”意志”の力だ」というのがある。

これをサッカーの名将モウリーニョ監督も引き合いに出している。レアル・マドリードを率いていた時のモウリーニョ監督が、バルセロナに大敗した後に選手たちに送った言葉でもある。

その後、レアル・マドリードは国王杯を制した。


ミエナイからこそ忘れているのだが、チカラとしては一番強いものだ。そしてそれは、自分次第で変えることができるチカラなのだ。

 

 

思わぬ出会い

そうして聞いていると、あっという間に曲が終わった。ラジオのDJが、「20年前のミリオンセラーの大ヒットナンバー、B'zで『ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜』でした。」と締めくくった。

20年前!!

そう、もう20年も前の曲だったのだ。驚いた。時が流れるのは早い。

 

B'zは好きだったけど、CDは持っていない。友達から借りたりしていた。今では、自分から聞くということはないかもしれない。

僕は車に乗るときは、たいてい録り溜めておいた好きなラジオや、Podcastを聞くなど、どう過ごすか自分で決めている。それで興味のある情報や娯楽は手に入る。

社会に出れば人に合わせる方が多くなるから、その反動で自分の時間だけはと好きなようにすることが多い。

 

だけど、何でもかんでも自分の趣向で暮らすのは、自分で自分を狭めていくことになる。

たまには何も考えず、テレビをつけたり、ラジオをつけたり、受動的に振る舞うのもいいかもしれないと思った。思わぬ出会いがあるのだ。

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