不安だったバルサ、でもスアレスがクラブワールドカップ史上初のハットトリック

昨日、クラブワールドカップの準決勝、バルセロナ広州恒大が行われた。

僕はバルセロナのファンである。ここ5年くらい、リーガエスパニョーラバルセロナの試合に限っては1試合も欠かさずに見ている。一つのクラブを追って、見続けることの楽しさを教えてくれたのがバルセロナだった。

バルセロナは直近のリーガエスパニョーラでの試合で、ホームで格下のチームに引き分けている。今シーズンは調子がいいデポルティーボに2点のリードをしながらも追いつかれてしまったのだ。

つまり、あまりいい状態ではないのだ。その上メッシが腎結石でベンチ外。もしかしたら決勝も難しいのではないだろうか。ネイマールもいないし、いつものチームの状態ではない。

 

もしかしたらもしかするかもと、個人的にはちょっと不安だったのだけど、いらぬ心配だった。スアレスが大爆発していた。デポル戦では連続得点記録が途絶えたし、らしくないはずし方をしたりしていた。だけどこのクラスの選手はやっぱり安定した力があるし、その安定のラインが高い。またすぐに結果を出す。

スアレスハットトリックバルサが3-0で完封勝利。

 

スアレスハットトリック。献身的なストライカー

1点目、ラキティッチの弾丸ミドルのこぼれ玉への反応が早い。常に狙っている。動き出しの質の高さは一試合通して目立っていたが、2点目はそれが身を結んだ。ボディーバランス、トラップとシュートの質が高い。イニエスタとも息がピッタリ。3点目、大舞台でもPKはきっちり決める。(メッシは最近PK外す。。)クラブワールドカップ史上初のハットトリックを記録した。

スアレスは本当にストライカーとして素晴らしい。この決定力もさることながら、献身的な守備も素晴らしいのだ。攻撃専門のフォワードのポジションの選手からすれば、前線から走り回る守備は負担である。点を取るための動き出したったり、ランニングに体力を温存しておきたいのが本音。

だけれども、サッカーはチームプレイであるから、攻撃専門の選手だったとしても、守備のために走ることは必要なのだ。タレント性のあるスペシャルな選手はこれができない(というか言われてもやらない自己中心的)選手が多い。

スアレスはあんな野生児でずる賢そうな顔して、めちゃめちゃ守備に献身的に走る。チームのために自分を犠牲にする。ストライカーにありがちなエゴイストではなく、いいやつなんである。味方のゴールにも、いつも両手を上げて満面の笑みを浮かべる。いいやつなんである。

そんなスアレスハットトリックが見れて、気分がいい朝。

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アジアではずば抜けている広州恒大

広州恒大パウリーニョだったりロビーニョだったりヨーロッパのクラブで今でも十分活躍できるはずの選手がいる。都落ちにはまだ早い選手たちだ。そんでもって監督はあのフェリペ・スコラーリ監督。ワールドカップ優勝経験のある名将である。

そりゃこのクラスの選手や監督を抱えている広州恒大には、Jリーグのチームでは勝てないだろうな。かけている金額が全然違うんだろう。アジアのビッグクラブだ。

セットプレーではバルサをも脅かしていた。前半終了間際に1得点できていれば結果はわからなかったかもしれない。

この広州に対して、3位決定戦でサンフレッチェ広島がどんな戦いを見せてくれるのかは楽しみである。

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