家系ラーメンとおじさんの入り口

久しぶりに家系ラーメンを食べた。
家系ラーメンというのは、横浜発祥のこってり系のラーメンだ。

家系ラーメン - Wikipedia

家系ラーメン(いえけいラーメン)は、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメンおよびそのラーメン店群である。ラーメン店「吉村家」を源流とする。横浜ラーメンと呼称されることも多いが、より以前から存在する横浜市中区ルーツのラーメンとは異なる。

 

油の量がすごい

24時間やっている店舗もあるし、わりとどこにでもある。半年に一度くらいだろうか、ごくたまに行くことがある。

久しぶりに食べてみたら油の量が多くて驚いた。こんなに多かったっけなぁと食べながら思った。

なんでも、スープを冷めにくくするために油を多く使っているんだそうだ。油が膜になって丼に蓋をした状態になり、熱いスープが冷めにくいらしい。たしかに、最後まで熱々のスープだった。

肝心の味はというと美味しいのだが、僕には油が多くてきつかった。唇につく油の多さが少し気持ち悪かった。学生時代は好きでわりと頻繁に食べていたのだけど。その時、スープをほぼ飲み干していたことを思うとゾッとした。

一口目二口目は最高に美味しいのだが、それが最後までは続かない。何を血迷ったか、中盛りにしていたので最後の方は少しつらかった。

 

おじさんの入り口

30代に入って、僕も徐々におじさん化しているのだろう。少食になったわけでもないし、まだまだ揚げ物とか油っぽいものは好きだ。胸焼けや胃もたれもない。だけど、これからだんだんつらくなっていくのかもしれない。

「家系ラーメンを食べて油が多く感じる」これは、おじさんの入り口なんである。今まさにその入り口に立っているのだ。

家系ラーメンの油の量を消化できなくなっているのだ。もう学生時代の胃袋は失われてしまったのだ。この事実に変に抗ってもしょうがない。こればっかりはしょうがない。人は生まれた時から老いていくのだ。

こうやって好きなものが移ろっていくのだろう。選ぶものがおじさんチョイスになっていくのだろう。どうせおじさんになるなら、洗練されたおじさんになりたいものである。

 

 

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