【ボクらの時代】真島昌利がトーク番組初出演。どんな時にアイディアが浮かぶのかを語る。

「ボクらの時代」を見た。たまたま先週は見て、その予告編でど肝を抜かれ、録画しておいたものだ。

ボクらの時代 - フジテレビ

時代を彩る超一流の3人が自由気ままにトークする!MCもなし台本もなし…「語り」の面白さを存分に楽しむトークドキュメンタリー

先週分を観た感想はこちら

slices.hatenablog.com

 

 なんとマーシーこと真島昌利が出演したのだ。ザ・ブルーハーツザ・ハイロウズを経て現在はザ・クロマニヨンズをやっているギタリストだ。

僕は熱狂的ファンとは言えないが、大好きなミュージシャンの1人だ。ブルーハーツもたくさん聞いたし、僕の多感な時期に活動していたハイロウズは多分アルバムの全てを所有していると思う。

あまり外に出たくない人間なのでライブに行ったことはない。それとはちょっと関係ないかもしれないけど、僕にとってヒロトマーシーはもう伝説的存在であって、実在しないんじゃないかと思うくらいの2人なのだ。

 

そのマーシーがトーク番組に初めて出る。僕にとっては歴史的大事件である。

 

マーシーが会いたいメンツで鼎談

もうマーシーとアナウンサー1人だけとかでいいくらいだが、そういう番組だったらマーシーが出演を拒否していただろう。というのも、マーシーはメンツを見て「会いたいなあ」と思って出演を決めたという。これまではトーク番組などにオファーがあっても、断ったこともあったようだ。

そのメンツというのはマーシーの他に、漫才コンビのナイツの塙宣之さん、落語家の春風亭一之輔さんだ。なんでも、マーシーは春風亭一之輔さんの熱烈なファンだったようだ。今では面識があるとのこと。ナイツも大好きだという。


僕は「番組にならないんじゃないか?」なんて最初は思っていた。というのはマーシーがちゃんと喋っている映像を見たことがなかったからだ。

音楽番組のちょっとしたトークなどでは、なんとか喋るヒロトの横でニコニコしているだけの人だった。それで、演奏になるとものすごくかっこいいのだ。

今回の「ボクらの時代」でちゃんと喋っているのを初めて見たのでとっても不思議な気分だった。喋るんだ、と感動した。

高校時代から落語が好きだとか、ダウンタウンデラックスを見ているんだなあとか、楽曲以外では初めて人間味を感じた。

 

 

ヒロトとの関係を語る

知らない方のために一応、さっきから僕がヒロトと呼んでいる人物の紹介をしたい。
甲本ヒロトさんという人でマーシーと一緒にザ・クロマニヨンズというバンドを牽引するボーカリストだ。

そのヒロトマーシーはザ・ブルーハーツを結成しメジャーデビュー以降、ずーっと一緒にバンド活動をしている。

ブルーハーツを10年やって解散し、また新たに2人でハイロウズを結成し10年やって解散し、またまた2人でクロマニヨンズを結成し今も活動中である。

僕が言う、伝説的存在の2人というのもなんとなくわかってもらえると思う。音楽の世界、特にバンドの世界で同じメンバー2人がバンドを解散しても一緒にやり続けるなんて、あまり聞いたことがない。かれこれもう30年以上も一緒にバンド活動をしているのだ。それでいてリスナーの胸に響く楽曲を作り続けている。

 

マーシーヒロトを相方のように感じているようだ。長くやっていると、ストレスになることも、「こいつうっとおしいな」と思うこともあるという。ヒロトがうっとおしいってホントにうっとおしそうだなと思って笑ってしまった。こういうことを言えるのは、今でもいい関係だからなんだろうなあ。もちろん、良かったと思うこともあると言っていた。

お互いタイミングが合って、音楽の嗜好が似ているからバンドを始めたとのこと。ただその嗜好が最近ちょっと違ってきているらしい。とはいえ長年やってくると、ここは自分の領域だからとお互い違いを認め合い、尊重し合える関係になっているようだ。

 

 

どんな時にアイディアが浮かぶのか?

ロックンローラーぽくないよねとつっこまれて照れ笑いしながら「すいません、ご期待に添えなくて」と言うマーシー。休みの日は何をしているのかと聞かれると、「大抵はぼーっとしている」という。

そんなマーシーが歌詞を考えるのは「散歩をしている時」か、「布団の中で、眠るか眠らないかの半覚醒状態の時」と語った。

 

まず、散歩。これは春風亭一之輔さんも一緒だという。落語の演出やギャグを考えるのは歩いている時だという。

確かに散歩中は脳が活性化してアイディアが浮かびやすいということは聞いたことがある。茂木健一郎さんの本だったかテレビだったか。わりと知られている話だと思う。

僕のブログのアイディアもクソみたいなものだけど、歩いている時によく浮かぶ。

 

そして、半覚醒状態。これは作家の筒井康隆さんもそんなようなことを書いていた気がする。そういう思考実験をしたような本があった気がするのだが忘れてしまった。

極限まで脳がリラックスした状態になるのだろうか。夢と現実の狭間にいる状態だ。

 

普通に雑談している時に、アイディアが浮かぶのはどんな時?と急に聞かれた時、すぐにその質問に答えられるというのは、普段から創作に向き合っているプロの視点だなあと思った。どんな時に浮かびやすいのか、自分で経験してわかっているのだ。だから言語化できているので、すぐに答えられるのだろう。

 

 

ひとつ驚いたのが、マーシーが自らはまだ音楽の世界で中堅だと語ったことだ。大御所というか伝説だと思うのだが。マーシーの上の団塊の世代がつかえてるらしい。どの世界も同じなんだろうか。ちなみにマーシーは53歳。

この放送の最後に、本番収録後の映像だと思うのだが、「メルアド交換してメル友になりませんか?」と塙さんに言っていた。なんてストレートな人なんだ。やっぱり最高にご機嫌な人だった。