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人は思い出を買う。嫌われ西野のしたたかな戦略に学ぶ。

ウーマン村本、ノンスタイル井上、南海山里は嫌われキャラなところがある。西野さんはガチで嫌われているという。そんな西野さんから学ぶクリエイター戦略論。その第2弾。
 
この記事は岡田斗司夫ゼミ6月14日号のキングコング西野亮廣岡田斗司夫の対談の、僕なりのまとめです。
動画はこちら

 
第一弾はこちら

slices.hatenablog.com

 
 
実際にどういう風に販売するのかも考えた西野さん。本として売るのは難しいとのこと。普通に本屋に並べるだけではダメだということだろう。どうやったら人は本を買うのか。
 
そこで、絵本を描いたときの原画を利用できると考えた。
 
絵本を作った後、大量の原画が残っている。その原画を無料でリースして、全国で原画展を開く。原画展は誰が主催してもいいようにする。中学生でも地方自治体でも誰でも。無料で誰がやってもいいということで、主催者は多かったのだろう。リースを無料にするかわりに、原画展の出口には必ず絵本を置いてもらうという条件にする。絵本をそこで売るというわけだ。
 
 
ものを買うのは渋るけど、思い出は買う。
売り上げは上々だったらしい。来たお客さんは原画展を体験した後に、思い出として絵本を買うのだという。ものを買うのは渋るけど、思い出は買う。
 
いい映画を映画館で見たとき、感動した後だったら薄っぺらいパンフレットでもついつい買ってしまう。自分の思い出にお金を払っているのだ。そんなとき、値段はそれほど重要じゃなかったりする。本一冊買える値段で売っている、薄っぺらいパンフレットでも買ってしまう。そういった思い出を買う心理を絵本の販売にも持ち込んだようだ。
 
やっていることとしては、各地でイベントを開いて、物販するというやり方。バンドがライブ会場でバンドTシャツを売る方法と一緒だとも言える。ただ、イベントに本人がいちいち足を運ばなくてもできるというのがポイントだと思う。
 
 
この経験からなのか、今後はお客さんに体験させる仕組みを作りたいという西野さん。お客さんに思い出を与えたいというわけだ。クラウドファンディングで得た資金は大きな広告を出すのではなく、なにか体験をさせる仕組みをつくることにあてると。
 
 セカンドクリエイターとは。
そこで、セカンドクリエイターという考え方が出てくる。これは、自分ではできなけど、作品に少しだけ参加したいという欲求がある人。ラジオで言う所のハガキ職人のようなものだという。
 
snsの普及によって個人が世界へ発信することが簡単になって、この層が増えた。普通の客よりも増えたのではないかという。そいういう人に、セカンドクリエイターというかっこいい呼び名を与えてあげると、承認欲求が満たされる。
 
セカンドクリエイターは自分が参加した作品を人に薦めたくなる。普通の客よりも圧倒的に思い入れは強くなるはずだ。そこで発生する口コミ的な要素は馬鹿にはできないだろう。
 
絵本でいうとセカンドクリエイターは背景を分担したりするらしい。漫画のアシスタントのようなものだ。ただ、アシスタントと呼ぶよりもクリエイターという言葉がつくだけで、どこか箔がつく。
 
とはいえ、この考えは西野さんの中ではまだ定まってはおらず、セカンドクリエイターをどう参加させていくか、岡田さんに相談したかったらしい。すぐに、ああした方がいいこうした方がいいとアイディアが出てくる岡田さんはさすがだなと思った。
 
動画の続きは有料となってしまうようだが、無料版だけでもいろいろと勉強になった動画だった。
 
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